第1回クリニカルバイオバンク研究会シンポジウム | 2015年10月4日 岡山大学

会長挨拶

この度、第一回クリニカルバイオバンク研究会シンポジウムを来る平成27年10月4日(日)に岡山大学「Junko Fukutake Hall」にて開催する運びとなりました。

クリニカルバイオバンク研究会は、診療施設併設型バイオバンクに関する研究と、会員相互の情報交換を行うことにより、「高効率・高品質の検体保管」、「臨床現場に即した生体試料の管理と解析」を実現するための情報・技術の共有を目的として設立されました。医療技術開発・創薬を目指す臨床研究の発展のためには、高品質な生体試料の採取・保管、そしてその利活用が必要不可欠ですが、まだその方法論は確立されていません。今後ますます産学連携による医療技術開発に期待が高まることが予想される中で、本邦の診療施設併設型バイオバンクに対する注目が高まり、本研究会が果たす役割も大きくなっていくものと考えております。

そのような情勢の中、第一回の公開シンポジウムを開催し、「国内外のバイオバンクの動向と方向性、課題」「臨床研究におけるバイオバンクの果たすべき役割」について議論したいと考えております。関係の皆様のご参加をお待ちしております。

平成27年7月
第一回シンポジウム 会長 豊岡伸一(岡山大学大学院医歯薬学総合研究科臨床遺伝子医療学分野・教授)