ご挨拶
第4回クリニカルバイオバンク学会シンポジウムを2018年7月6日(金)から7月8日(日)まで京都大学百周年時計台記念館および京都大学国際科学イノベーション棟にて開催致します。
医学および医療の発展には、バイオバンクの利活用が必須ですが、わが国では品質管理や精度管理、情報のネットワーク化など含め、まだその体制整備は不十分です。さらに、今後の医療はゲノム解析などの進歩により、個々人の体質や病態に合わせたPrecision Medicineの時代になると期待されています。これらに関連して、今後、リアルワールドデータである診療情報やゲノムなどのマルチオミックス情報などの膨大な情報を元にした複合的解析をする上で、バイオメディカルインフォマティクスが必要不可欠になります。
本シンポジウムでは、解決すべき最新の課題を取り上げ、それぞれの専門家の立場から自由な議論をしていただき、国内の様々な領域に発信できるような魅力ある企画を盛り込みました。参加者にとって実りの多い会となることを願っています。
国際観光地である京都は、ホテルの確保が大変難しい状況になっておりますので、早めに宿泊先を確保していただき、ぜひ、3日間ご参加ください。
※2018年2月28日において本研究会はクリニカルバイオバンク学会へ移行いたしました。
平成30年3月
第4回クリニカルバイオバンク学会シンポジウム会長 武藤 学