ご挨拶

第5回クリニカルバイオバンク学会シンポジウムを2019年7月5日（金）から7月7日（日）まで福岡市アクロス福岡にて開催致します。
これまでクリニカルバイオバンク学会においては、医学および医療支える基盤であるバイオバンクの整備と利活用の推進のために、活動を行ってきました。急速な医療の進歩と発展に伴い、プレシジョン・メディシンの実施のためには、バイオバンクの基盤整備から品質管理や精度管理、情報のネットワーク化など含め、次世代医療に対応するさらなる推進が必要な現状です。また、遺伝子パネル検査によるクリニカルシークエンスが実臨床としてスタートします。

これまでの本学会シンポジウムで、バイオバンクのシステム構築、医療情報との連携、クリニカルシークエンスからPrecision Medicineへの展開など、今後さらなる進歩を期待される医療分野におけるバイオバンクの在り方について討議してまいりました。今回のシンポジウムでは、「次世代医療を支えるバイオバンクに求められるもの」をテーマに、様々な分野の方々のチームワークづくりにつながる討論の機会にできればと思っております。

第5回クリニカルバイオバンク学会シンポジウム 大会長　末岡榮三朗